「努力はコストだ」と断言する省エネ主義の大学生・神木コタロウは、幼馴染でドジな聖女・アヤネと共に異世界へ転移してしまう。
アヤネがSランクの聖女として崇められる一方、コタロウは「魔臓器が空っぽの魔力ゼロ」と判定され、落ちこぼれが集まる『Fクラス(監獄)』へ放り込まれることに。
しかも、学園は超実力至上主義。3週間後の試験で下位50%に入れば即退学および奴隷落ちというデスゲームが待っていた!
絶体絶命のコタロウだが、彼には誰にも見えない最強のユニークスキルがあった。
それは、異世界の理(ソースコード)を閲覧・改竄できる**【カンニング・AI】**。
「ペン回しで大気から魔力を発電?」「望む性質に変容して他者に直接チャージ?」「フリック入力で高速詠唱?」「ゴミ投げで必中攻撃?」
現代の悪癖から進化したチートスキルと、お節介なAIを駆使し、コタロウは「いかに楽をして切り抜けるか」だけを考え行動する。
しかし、その「楽をするための行動」が、周囲には「高度な戦術」「英雄的行為」と勘違いされ、やがて彼は学園、それから王国の危機を救う英雄へと祭り上げられていく――。
「いや、俺はただ寝たいだけなんだが?」
不本意ながら最強への道を駆け上がる、勘違い系学園ファンタジー!