伝説の神獣(霊獣)白沢(はくたく)はひょんなことから日本に移り住み、江戸の町で医者を営んでいるが、困ったことに治療よりも失せもの(物や人)の依頼を受けることが多い。
白沢は万物の理を知るといわれる膨大な知識と霊力を駆使して探し物を見つけ出すが、探し物は物だけではなく人であったり、記憶であったり様々で、時には事件に巻き込まれることも。
探し物の裏にはは意外な真実が…と言うほど大げさなものではない、相棒である山の神の娘のお舞と繰り広げるほのぼの人情ドラマをお楽しみください。
【主な登場キャラクター】
白沢(はくたく)
このお話の主人公。
伝説の霊獣で平安時代に日本に渡り今は江戸で診療所を開業している。
お舞(おまい)
江戸の外れにある多摩地方の山の神の娘、今は診療所で助手をしている。
実年齢は十五歳だが幼く見え、十歳くらいの見た目(2026/7/4時点)
九尾の狐(きゅうびのきつね)
尻尾を九本持つ狐。霊獣とも妖狐とも言われるが、この話では稲荷、つまり神の眷属に近い存在として扱っている。
そのため江戸では草分神社に居候している。
白沢とは酒を酌み交わす仲。
麒麟(きりん)
白沢と同じく伝説の霊獣。
白沢とも旧知の仲だが、日本では上方に住んでいたため、関西弁を喋る。
酒は飲まないが、飲めないのか飲まないのかは不明。
江戸では「麒麟堂」という貸本屋を経営している。
お玉(おたま)
過去に盗みを働いて弘法大師のお札で本に閉じ込められていたが、改心し、今は麒麟堂で働いている。
真生(まお)
弘法大師のお札から生まれた犬神。
元々お玉を捕まえて封印したのも真生だが、今はお玉と一緒に麒麟堂で働いている。
茶太郎(ちゃたろう)
人語を理解する柴犬。飼われている家の子供が誘拐された事件で活躍するが、その後はまだ出番がない。
山の神(やまのかみ)
お舞の父親。姿を具現化しているときは三メートルを超す大男になる。
娘のお舞を溺愛している。