異世界へ召喚された高校生・五味誠。
勇者として期待された彼だったが、与えられたスキルを見た瞬間、王城は爆笑に包まれた。
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「五味誠。スキルは……《残滓》」
「ざんし……? 聞いたことがないな。なんだそれは」
「えっと……レジデューリンク1。効果は……残滓情動波読取。“ゴミの気持ちがわかる”だそうです……」
広間が静まり返る。
そして次の瞬間、爆発したような笑い声が響いた。
「ゴミの気持ちだと!?」
「そんなもの何に使うのだ!」
「勇者失格だな!」
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王にも、王妃にも、王女にも笑われた。
こうして五味誠は“ゴミ勇者”と呼ばれ、王国から追放される。
だが誰も知らなかった。
《残滓》とは、
壊れた物に残る記憶を読み、
失われた力を再構築し、
過去を視て、
魔物を仲間にし、
世界の法則すら書き換える可能性を秘めた規格外の能力だったことを。
追放後、最強剣士カリナ、魔族の天才ルシファーと共に冒険者パーティ《黒薔薇の翼》を結成。
神話級ドラゴンを仲間にし、
国家を揺るがす陰謀を打ち砕き、
誰も到達できなかったダンジョン深層へ挑む。
気付けば、かつて“ゴミ勇者”と呼ばれた少年は、ドラゴン軍団を率いる世界最強クラスの冒険者となっていた。
これは、
ゴミスキルと笑われた《残滓》で世界の真実へ辿り着く、一人の追放勇者の物語。
「ゴミの気持ちしかわからない無能勇者」と嘲笑われた俺は、いつの間にか世界最強になっていました。