ある日、森の中に満身創痍の子供が倒れていた。
それを発見され拾われた子供は、記憶もなく意思の疎通も取れない者だと分かる。
成り行きで、仕方なく面倒を見る事になった女性に育てられるも、年月は家族としての情を生み、いつしか彼らは本当の家族の様になっていった。
しかし少年へと育った彼は、ある時を境に自分を探すため旅立ちを選んだ。少年は記憶を求めそして出会い、その先に続く日々の出来事を知ることとなる。
果たして、その時に待ち受ける彼の未来は、本当の姿を映し出す事ができるのだろうか。記憶のない少年ルースの物語がここに始まる。
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