伯爵家の令嬢セレスティアは、義妹と義母に虐げられ、父親は彼女に無関心という辛い日々を送っていた。しかし彼女は、そんな暮らしの中でも強くたくましく前を向いて生きていた。
セレスティアの心の支えとなっていたのは、森の番人の孫で木こりの仕事をしているエルヴィン。二人は子どもの頃から一緒に過ごし、深い絆で結ばれていた。しかし、このままではセレスティアの隣に立てないと思ったエルヴィンは、軍隊に入隊し立身出世をして迎えに行こうと決意する。
エルヴィンと離れ離れになったセレスティアは、一人になっても強い心を持ち続けていたが、そんな彼女に父親からの残酷な仕打ちが待っていた。
数奇な運命に翻弄され、どんな苦境に立たされても、淑女としての矜持を忘れず凛とした姿で立ち向かっていくセレスティア、彼女を一途に愛するエルヴィン。二人の運命が大人になった未来に交差する……。