「もう、女性を愛することは出来ない」結婚して2年経ったある日、夫であるディートハルトにそう告げられたアシュレイ。お互い離婚はしなくないので、子種を貰う為にアーシュレイは愛人を探すことに。愛人を探す為に夜会に行くも、何故かいつもそこには彼がいて....。
父親同士が学友で、格差があったが幼い頃より婚約者となったアーシュレイとディートハルト。主人公のアーシュレイは女性ながら、魔道具オタクで幼い頃より、祖父に魔道具の手ほどきを受ける。祖父の作業所は二人の溜まり場だった。
大人になり、二人は義母の勧めで結婚することに。しかし、なかなか友人関係から抜け出せない二人。白い結婚を続ける二人に義母も焦りだし、アーシュレイを追い詰めていく。追い詰められたアーシュレイはあの手この手で、ディートハルトを誘惑するがうまくかわされてしまう。そして二年たったある夜、ディートハルトから衝撃な告白を受ける。ジャンダーレスな夫とは夫婦でいられるのか。彼女たちの選択と、幸せを掴むまでのお話。