彼は“風を呼ぶ妖精の少年”。
記憶をなくし、夢の中で誰かに囁かれる——「滅ぼして。“魔”を」。
目覚めた場所は〈切ノ札学園〉。
異能を持つ少年少女が通う、特別な学園だった。
平穏な日々を破り、“魔”と呼ばれる存在が現れる。
少年少女たちは“異能”を武器に、それぞれの想いを胸に戦う。
世界を蝕む“魔”と、戦う理由を知らない少年たち。
そして動き出す謎の組織〈ⅩⅢ(サーティーン)〉。
交錯する運命が、いま風に吹かれて目を覚ます。
——異能バトル×学園×群像劇。
少年たちは、それでも“守る”ことを選ぶ。