五十三歳の会社員・鈴木正男は、戦国時代を舞台にしたゲームが好きだった。
いつものようにゲームをしていたら、気がつくと、そこは天文二十三年(一五五四年)の尾張だった。
自分で作成した十八歳のキャラクターとして戦国時代に転移した正男は、豊臣秀吉のように立身出世することを決意する。
そんな正男が手に入れたのは、二つの特別な力だった。
一つは、功績を上げて出世を後押しする【立身出世スキル】。
もう一つは、前世で培ってきた【製造業スキル】。
道具や武具の品質を高め、作業の無駄を省き、安全性と生産性を向上させる。
さらに、戦国時代での経験や功績を通じて、正男は危険を回避する力、戦術を考える力など、新たなスキルを次々と身につけていく。
製造業の知識だけでは乗り越えられない戦国乱世を、新たに得た能力と自らの知恵で切り開いていくのだ。
正男は持ち前の知識と工夫で周囲の信頼を勝ち取り、織田信長に仕える家臣として一歩ずつ出世していく。
しかし、戦国の世は改善だけで生き残れるほど甘くはない。
陰謀、戦、強敵との対決。
仲間たちと力を合わせ、時には知恵を絞り、時には戦術を立てながら、正男は数々の困難に立ち向かう。
【製造業スキル】と【立身出世スキル】、そして戦国時代で身につける新たなスキルを武器に、目指すは天下に名を残す英雄!
これは、現代のものづくりの知識を持つ男が、スキルを成長させながら戦国乱世で成り上がっていく物語である。
※『カクヨム』にて重複投稿しています。「小説を読もう!」〔日間〕異世界転生/転移〔文芸・SF・その他〕ランキング最高2位(2026年10月17日時点)