2026年、推し活帰りの姉妹は、喫茶店のナプキンに「過去へ戻れたら買う株」と「現代史の年表」を冗談で書きつけた。
その帰り道、事故に遭った二人。
姉・和子は、1981年の熊本で、赤ん坊の自分として再び誕生していた。
未来知識はある。
しかし、身体は赤ちゃん。
しかも、昭和には、スマホも、ネットも、証券口座も、ない。
頼みの綱のナプキンに書いた情報も朧げである。
ただ一つの希望は、妹・由恵が、同じように記憶を持って生まれてきてくれること……
姉妹は、2026年の記憶を武器に未来を攻略しようとする。
だが時代とテクノロジーの壁は思った以上に大きく――。
これは人生をもう一度やり直し、一攫千金を夢見ながらも、家族と時代に向き合っていく姉妹の物語。
※小説家になろうとカクヨムで投稿しています。