中学生の時に起きた出来事によって役者を辞めた、かつての天才役者。高校1年生の如月由芽。
入学式の翌日に出会ってしまったのは、彼女を好きだという新人役者。高校2年生の柊彩香。
「私は柊彩香。如月由芽に救われた、貴女のファン。そんな1ファンからのお願い」
「自分の“好き”から、逃げないで」
そんな彼女の言葉は由芽の心を揺れ動かして、由芽は再び役者の世界へ。
そして動きだすのは、役者の如月由芽だけなんかじゃなくて。
「好きだよ、由芽ちゃん!」
「由芽の事が、好きなんだよ」
「……由芽の事を、好きになっちゃったのよ」
「ずっとゆーちゃんの事が、好きでした」
如月由芽を中心に、彼女達の恋は鼓動を始める。
※タイトルを改定しました!
旧タイトル〖放課後、10分だけ。わたしは貴女に恋をします〗