短編「婚約破棄? 女性を侍らせた殿下にそんなことを言う資格はありませんよ! というより私は……」
の連載版で、タイトルを少し変更しました。
短編の出だしの部分と結末はほとんど変わりませんが、なぜそんな結末になったのか、それをもっと深く掘り下げています。
短編では描けなかった、ヒロインの特殊能力についての描写があるので、短編よりシリアスで、少々残虐なシーンもあります。
ヒーローも辛い過去もあります。センシティブな話もあるので、苦手な方はご遠慮ください。
辛い過去を持つ能力持ちの子爵令嬢と、同じく重い責務を担わされた、やはり過去持ちの公爵令息が、手を取り合って前へ進もうとするお話です。