小さなアルミ村で暮らす少年フライは、昔から「生き物の感情」が分かる不思議な力を持っていた。
こわい・さむい・おなかへった……それはどうやら、獣やモンスターの感情らしい。
気味悪がられる力を笑わずに受け止めてくれたのは、幼なじみの剣士のホップ。
二人はある日、北の森の祠へ足を踏み入れ、そこに眠る存在と、竜をめぐる古い伝承の欠片に触れる。
それから五年。
十八歳になったフライは、村長から不思議な紋章の刻まれた指輪を受け取り、再び祠の扉の前に立つ。
指輪が熱を帯びたとき、フライは「モンスターと心を結ぶテイム」の力と、眠れる竜と繋がる者としての運命に巻き込まれていく。
小さな村から始まる、テイム×剣×竜、の王道ファンタジー。