【本作は、短編作『妹の身代わりで不遇な辺境侯に嫁がされましたが、外れを引いたのはどうやら向こうだったようです』の連載版です。】
(短編URL
https://ncode.syosetu.com/n1534mb/)
「妹にはもっと相応しい縁談があるの」
そう言われて、伯爵令嬢エレミアは妹の身代わりとして辺境侯へ嫁ぐことになった。
相手は北辺を治める“不遇で無愛想な辺境侯”。
王都ではそう噂されていたけれど、実際に会ってみれば、彼は無口なだけで筋の通った人だった。
一方で実家は、華やかな縁談を選んだ妹を溺愛し、相変わらずエレミアを都合よく扱おうとする。
けれど辺境で冬支度と家政を立て直し、領民の暮らしを支えるうちに、エレミアはようやく知る。
大切にされる場所は、自分で選んでいいのだと。
そして数か月後。
実家と妹は、思わぬ形で“本当の当たり”が誰だったのかを知ることになる。
身代わりで嫁いだ先で、ようやく本当の居場所を見つける物語です。