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取得日時> 2026-05-02 18:04:06
俺が王妃になったワケ――乙女ゲームの王妃ルートに転生した俺は、妹を救うため王を聖女に譲るつもりだったのに、なぜか溺愛が止まらない
王妃ラゴウは、赤銅の月の夜に身を投げた。
三年間、王に愛されることなく「同盟の証」として抱かれ続け、
ついには王の口から別の女――聖女カナリアの名を聞いてしまったからだ。
絶望のまま落下したその瞬間。
王妃の身体に、別の魂が入り込む。
目を覚ましたのは、整形外科医・陣内生真(ジンナイ・ショウマ)。
女たらしの遊び人。
妹を助けようとして池に飛び込んだはずの彼は、
なぜか乙女ゲームの世界で、王妃ラゴウの身体に転生していた。
しかもこの世界は、妹が夢中になっていた乙女ゲーム
『聖女の結婚』の物語そのもの。
ゲームの正史では、王アレクシスは戦場で死ぬ。
そしてその死をきっかけに、妹は絶望して自殺未遂を起こした。
つまり――
王を救えば、妹を救える。
ジンナイは決意する。
王と聖女を結びつけ、
王妃である自分は離縁して草原へ帰る。
それが最も平和な結末だ。
……そのはずだった。
だが問題がある。
王は聖女を愛しているくせに、
なぜか王妃を手放そうとしない。
さらに
草原最強の戦士シキ、
王直属騎士ルシアン、
冷酷な宰相メフィスト――
それぞれの思惑が絡み合い、
王宮の均衡は静かに崩れ始める。
王を救えば妹は救える。
だがそのためには――
王妃として、王の運命を書き換えなければならない。
これは
乙女ゲームの破滅ルートに転生した男が、
妹を救うため王を聖女に譲るつもりだったのに、
なぜか王に執着されてしまう物語。
正史なんて、ぶち壊してやる。

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