十五歳で授かる《刻印》によって、人生の価値が決まる世界――《アーカディア》。
職業、才能、未来。
すべては神々の管理する“世界システム”によって定められていた。
冒険者パーティで雑用係をしていた少年カイン・ヴェルクロフトも、その日を境に運命を決められるはずだった。
だが、刻印測定の結果は前代未聞。
《測定不能》
能力なしの欠陥品と判断されたカインは、
仲間に見捨てられ、王国からも無能として蔑まれる。
――しかし。
追放直後に遭遇した災害級魔獣を、
カインは“無意識”の一撃で消し飛ばしてしまう。
王国最強騎士。
天才魔導師。
精霊王に愛されたエルフ。
未来を見る聖女。
そして、世界を管理する神々。
誰もが次第に気づき始める。
この少年だけは、
世界の理そのものに縛られていないのだと。
レベル上限なし。
全スキル取得可能。
神の干渉すら無効。
やがてカインは、
神々すら隠していた世界の真実へ辿り着く。
この世界は滅びかけたシミュレーション。
そして彼は――
その“外側”から来た存在だった。
追放から始まる、規格外無双ファンタジー。
世界に価値を否定された少年が、
やがて世界そのものを書き換える。