「いつか取り戻すわ」
伯爵令嬢のリウィア・オルヘンはその身分にも拘わらず、義母と義妹、そして義母の愛人から使用人同然の扱いを受けていた。しかし時期に成人を迎えるその時は、長子相続の国の決まりでオルヘン伯爵となれるのだ。
それを信じて表向きは恭順していたリウィア。
しかし彼女を虐げ自尊心を奪い支配し、オルヘン伯爵家の実権を握ろうと画策する義母たちによって彼らの息のかかった男と強制的に婚姻を結ばれそうになり意を決して逃げ出すことを決意する。
これは、諦めの悪い令嬢が自分の人生を取り戻す物語。
※基本ドアマットヒロインですが、本人が割とポジティブなので暗くはないです。
※でも途中でヒロインが痛い思いをするシーンはあるのでご注意ください。