すみません、タイトル変更しました(旧題、社長を継ぎたくなかったので~)竜也は傲慢な祖父が傾かせた会社を継ぎたくなかった。裏ボスと評判の婚約者まで決められていた。そんなある日、修学旅行の最中に異世界召喚をされてしまった。しかも、あまり仲の良くない親類の尚樹と一緒だった。召喚の理由は「盗人から国を護るため」。国の宝「五種の神器」が標的だという。竜也は魔力がなかったらしく、オマケとして軟禁されていたが、言葉を覚えて王宮を出た。自由に暮らし始めると、竜也は案外、魔法が使えたことがわかった。金を貯めて国を出ようとした矢先、シスという青年と知り合う。シスは実は、迫害された第二王女だった。暗殺されかかった第二王女と竜也は行動をともにし、瘴気で病む「大叔父を助けたい」というシスの願いを叶えることに。竜也はその過程で、この国の事情にどっぷりと浸かっていった。
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