「紙切れしか出せん魔法などクソだ!」
そう言われて、最果ての地に追放されたアイザス伯爵家九男坊のブラン(19歳)。
ブランが使える魔法はセッケーズという紙切れ一枚しか出せない魔法だった。
だが、実は……
むくり、ぴょこ。
ぴょこぴょこ。
ぴょこぴょこぴょこ。
なんか俺の出した紙から小人さん出てきたんだが!?
「これは、セッケーズじゃなくて【設計図】じゃねぇか!!」
ブランの魔法【設計図】は彼がイメージした設計図から実物を生み出す魔法だったのだ。
快適マクラからエアコンさらには近代兵器まで。
寝て起きたら、小人さんが作ってくれてる。
「こりゃ凄い!」
ブランはこの夢の魔法と共に、最果ての地で領地経営に乗り出す。
ずっと一緒だったメイドのリナに加えて婚約破棄された氷の公爵令嬢やエルフなど、ブランはみんなが望むものを実体化させることで、どんどん有能な人材が彼のまわりに集まってきて。
あれ? 好きなもの作ってのんびり静かに快適生活おくれればいいと思ってたけど……なんか勝手に俺の領地が有名になっていくんだが!?
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