「この星の文明レベルは……石器時代に毛が生えた程度ですね」
しがない中小企業のエンジニア、佐藤和也が趣味の登山中に拾ったのは、墜落した銀河帝国の探査機——その中枢を司る超高性能AI『エリス』だった。
常温核融合、ナノマシン、重力制御、そして空間跳躍。
現代科学を数万年先取りする「失われた技術(ロストテクノロジー)」を手にした和也は、エリスと共に没落しゆく日本の再興を決意する。
まずは超小型・大容量バッテリーでEV革命を。
次は電力コストをゼロにするエネルギー革命を。
さらには不治の病を根絶する医療革命を。
「マスター、そんな旧式の設計図で満足なのですか?
もっと効率の良い銀河標準規格(ギガ・スタンダード)を教えます」
毒舌な美少女AIに導かれ、和也は正体を隠したまま、ダミー会社を通じて世界経済を、そして国際秩序を塗り替えていく。
彼の周囲には、再起をかける財閥令嬢、天才ハッカー、最強の女SPなど、一癖あるヒロインたちも集まり始め——。
気づけば日本は、世界が平伏す「地球唯一の超技術国家」へと変貌を遂げていた。
エンジニアの逆襲から始まる、180万文字超えの壮大な現代無双SFファンタジー、ここに開幕!