一に薬、二に薬、三に薬草、四に薬。年中薬の事を考えている薬師の弟子シーナ。現在は王都に構えた薬屋で薬を作成しつつ、たまに王宮へと薬を配達する、そんな薬ばかりの暮らしをしていた。
だがある日王宮へ薬を配達した際、難癖をつけられ王太子によって国外追放を言い渡される。追放を言い渡された彼女は戸惑いつつもソレを受け入れ、師匠であるマシアの助言を受けて隣国へ旅立ったーー。
初めて、栽培されている薬草を見れた!ずっと見ていたい〜。自分で薬草を採取できるなんて夢みたい〜!あれ、王都で薬を作成している時よりも充実している気がする?
そんな薬や薬草大好きなシーナが隣国で様々な人々と関わりながら、薬師として成長していく物語。