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取得日時> 2025-11-20 12:09:03
最強から下りたおっさんのもとには、厄介ごとしかやって来ない。【辺境砦の無気力英雄】ゼブラ・ゴーシュはのんびり暮らしたい
魔族の国と、人間の王国の国境にある辺境の砦。
〝殿軍の英雄〟こと無気力おっさん、ゼブラ・ゴーシュは、今日ものんびり居留守中──のはずが、弟子志願の少年がやって来てから静かな日々はどこかへ消えた。
王都の魔法学校から半月かけてたどりついたその少年・ジュノに、彼は一言。「ゼブラゴーシュ? 彼なら出かけているよ。帰り? そんなことは知らん」
だが、その冴えない中年こそが、カルナス渓谷で若王を生還させた本物の殿軍の英雄、ゴーシュだった。
養女のマールムと二人暮らし。特技は朝風呂と昼寝そして戦術核級の威力を秘めた禁断の魔法〝雷神の槍〟。彼は人知れず、たったひとり国境を守る。
ジュノは、薪割りと風呂焚きをする代わりに、ゼブラ・ゴーシュの帰りを待たせてもらう。──ただし彼は魔族とのハーフ(半魔)という秘密持ち。
一方、砦には、弟子志願者とともにゼブラ・ゴーシュを倒して名を上げんとする挑戦者もたえない。
留守番のおっさんを自称するゴーシュ自身が留守中(川釣り)、アーガイルと名乗る傲慢な剣士が砦を訪ねてきた。
ジュノを軽くあしらい、マールムを連れ去ってゴーシュに真剣勝負を求めようとするアーガイル。
ジュノは、マールムを守るために、秘密にしてきた人狼化を選ぶ。
のんびり暮らしたい英雄の砦に、家族が一人増えたような、騒がしくて温かい日々がはじまる。
だが、ゴーシュが英雄呼ばわりをこばむ理由は、まだ語られない。
彼の脳裏には、若王を逃すため、殿軍に立った十二人の幼い半魔たちの影。
ジュノの素性と魔法修行。マールムの恋。そしてゴーシュを付け狙うアーガイル。
国境の森には巨蟲が蠢き、魔王軍の最精強・第四群は静かに侵攻の機会をうかがう。
居留守とスローライフの皮を被った最前線のアウトポストは、あやういバランスの上にある。
やがて家族になる三ヶ月間の物語。
最強おっさんは今日も無気力。けれど守る時だけ英雄になる。
(全41話 完結済み。カクヨム
でも同名タイトルで連載しています)

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