推しの屋敷で働くだけの簡単なお仕事です(鼻血)
転生先は、死ぬほどやり込んだ乙女ゲームの世界だった。
しかもモブキャラとして。
それでも構わない。なぜなら最推しキャラ――銀髪の孤高の公爵が、実在するのだから。
貧乏伯爵家の事務番として細々と生きるつもりが、その公爵に「仕事の力量を買いたい」と直々にスカウトされた。
推しと同じ屋根の下で働ける。断る理由が宇宙のどこにもない。
こうして始まった公爵家勤務。昼は有能な事務員、夜は推しの生態を記録する観察日誌をつける日々。
問題は、推しが予想以上に完璧で、心配顔を至近距離で見ただけで鼻血が出る体質になってしまったことと、
公爵の方が、なぜかこちらのことが気になって仕方なくなっていることだ。
これは、推しへの純粋な愛が、本人にだけ気づかれない両想いラブコメである。
※短編公開後に連載版にしました。1話は短編と同じ内容です。