【短いあらすじ】奪われ続けた『対価』は貰う。両親も妹も婚約者も、ざまぁみろ。
【長いあらすじ】欲しがりのリリーシアはあれもこれもと、姉のウィスティリアのモノを奪っていく。
誕生日のプレゼント。ドレス。そして婚約者のグレッグまで。
両親は面倒なリリーシアのことはウィスティリアに押し付けて、無関心。身勝手なことばかりを言ってくる。
ウィスティリアに気を配ってくれるのは、使用人たちだけ。
奪われ続け、病気となり、神の国に召されることだけを望んでいたウィスティリア。漆黒の翼を持つガードルフはウィスティリアに告げる。
「神などいない。善人も悪人も、死ねば等しく無になるだけだ」と。
しかも、ウィスティリアが死んだことで、使用人たちも不幸な未来を歩み始める。
「わたしのせいで、使用人のみんなが……」
ガードルフの手を借りて、ウィステリアは過去に戻る。
もう一度人生をやり直す。
二度目の人生で、リリーシアや父親たちに『復讐』を、奪われたモノの『対価』を支払わせることを決意する。
二度目の人生でウィスティリアが、父親と母親に、妹のリリーシアと婚約者であるグレッグに行った『復讐』。そして、『復讐』を果たした後のウィスティリアの未来。ハッピーエンドです。
・全50話 文字数10万字超位を予定しています。
・カクヨム様にも投稿中