「料理、作るの教えようか?」――その一言から、同じキッチンで過ごす恋が始まった。
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アパートで一人暮らしをしている高校二年生の男子、『光井蓮』は、誰にでも優しく、誠実で、しかしいい人止まりで恋愛対象としては見られていない『義理チョコキング』
アパートに母と妹と三人で暮らし始めた高校一年生の女子、『渡利桜季』は、常に一生懸命で、家族や友人の為に行動出来る、気配り上手で優しい『頑張り屋さん』
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放課後、蓮は所属する家庭科部へと向かう途中、校舎内で迷子になった桜季から道を聞かれる。
その流れから桜季は家庭科部へと体験入部し『大切な母と妹に、美味しいお菓子を食べてもらいたい』という思いから、蓮の所属する家庭科部に入部を決めた。
昼食を分け合ったり買い物を手伝ったりと、二人は先輩後輩として良い関係を築いていく。
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ある日、桜季の母が怪我で入院することになってしまった。
まさかの妹と二人暮らしに戸惑う桜季。
そんな中、蓮と桜季はお互いがアパートの隣人であることを知る。
「料理、作るの教えようか?」
桜季の食生活を心配した蓮の提案により、二人は蓮の部屋で一緒に料理を作ることになった。
そして始まる蓮と桜季、そして桜季の妹の琴乃を含めた三人での半同棲生活。
義理チョコキングと呼ばれる蓮の優しさ、周囲の人を大切にする桜季の頑張り。
二人は身近でそれを感じながら、徐々に惹かれていく。
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そんな義理チョコキングと頑張り屋さんが徐々に距離を縮めていく、優しさに包まれた恋の物語。