現代の宮城県・村田町に暮らす青年、髙橋高宗(たかはし・たかむね)。
地元の町おこしに奔走する真面目な青年だったが、蔵王山・刈田岳登山の最中に落石事故に遭い、意識を失う。
――目覚めたとき、そこは戦国から江戸初期の世界。
彼は、蔵王山の噴火を鎮めるために祈祷をしていた、**伊達政宗の七男・村田城主、伊達宗高(むねたか)**に転生するのだった。
祈祷の最中に蔵王権現の加護を受けた宗高は、炎を鎮めた事で得た“再生の力”と現代の知識で領内を豊かにしようと奮闘するのだった。
飢饉と戦の余波で荒れた村田の地を立て直すため、宗高は行動を開始するのだった。