あるところに、一匹の妖怪がいた。
妖怪はどうしようもなく人間を愛していたが、どうしようもなく世界から嫌われていた。
あるところに、一人の男がいた。
他人よりも少々不運だった男は、自分の人生を変えてくれたその妖怪を一人の女性として愛することを決めた。
誰からも祝福されず、誰からも迫害される。
人間にも妖怪にも付け狙われる日々。
それでも男には自らの愛を貫く覚悟があった。
これは元陰陽師の大学生が、九尾の狐を監禁して(一方的に)愛を深めていく話である。
この小説はカクヨムでも掲載しております。