家族が死んでいるわけでもない。悲しい過去だって抱えていない。自分だけしか持たないような特別な力もなければ、異世界に行き来できるわけでもない。
そんな、主人公としての要素を何1つ持たないただの少年が「憧れ」と「想い」だけを武器に変え、マナによって歪んでしまった世界を変えていく。
彼が【運命】と【物語】を司る女神に出会ったとき。“神様の居ない世界”が誕生するまでの長い長いプロローグが始まる──。
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※この小説は小説投稿サイト「カクヨム」「アルファポリス」でも同時に連載中です。