先に発表しました「行き来自由の戦国時代」の改訂版になります。
先の作品には、内容にダブりや、不足があり、いくつかご指摘をいただきましたので、もう一度内容を確認して改訂版として作りました。
もしよろしければ、こちらをお楽しみください
~あらすじ~
主人公・平田嶺(25歳)は、会社でのパワハラや濡れ衣、失恋といった絶望から心を閉ざし、人里離れた山奥の祖母の家で引きこもり生活を始める。
現実逃避の日々の中、嶺は興味本位で始めた修験者の真似事の最中に不思議な石仏を発見。
その石仏の力により、新月の夜に1560年(永禄三年)の同じ場所へタイムスリップできる能力を手に入れる。
スマホとAIを駆使してこの現象を確信した彼は、現代と戦国時代を行き来する二重生活を開始する。
現代では、麓の農協で働く初恋の人・大峰茜や、コンビニでバイトをするクールな女子大生・澄田と交流を深める。
ひょんなことからタイムスリップの秘密が二人に知られてしまい、当初は嶺を巡って火花を散らしていた二人だったが、歴史やファンタジーへの共通の好奇心から協力者となり、嶺の孤独な冒険はチームでのプロジェクトへと発展していく。