九歳のフレデリックは数か月後に立太子の儀を控えている王国の第一王子。いずれ良き王になろうと日々邁進中だ。けれどどうしても父である国王と叔父である王弟が尊敬できず、国政のほとんどを担っている母である王妃に「母のような王になりたい」と言ってもいつも困ったように微笑まれてしまう。
自分は心正しい良き王に。側近には心から信じられる者たちを。そして妃には美しく聡明な皆の手本になるような淑女を。そうして皆で協力し合って国を富ませ民の生活を守るのだ!そんな夢見るフレデリックの、初夏のある日の小さな冒険のお話。
『ある王宮の日常とささやかな非日常について』シリーズ8作目。
次世代たちの最初の物語。
1話あたり2
500文字〜3
500文字程度。
書きながらですのでゆっくりめの更新です。
※ 随時、誤字脱字等の修正をしております。