俺の人生は、呪われているとしか言いようがなかった。
生まれた時から原因不明の病弱、行く先々で起こる事故やトラブル、良かれとした行いが必ず裏目に出る日常。友人や家族すら不幸に巻き込み、社会から「疫病神」と疎まれ、孤独と貧困、絶え間ない苦痛の中で生きてきた。
その原因は、俺自身にも、世界の誰にもなく――ただ「神様側のシステムバグ」にあった。世界から不幸を回収するはずのシステムが、エラーで俺の魂と直結し、ありとあらゆる災厄を俺一人に引き寄せていたのだ。
そんな地獄のような人生は、些細な誤解から暴行を受け、車道に突き飛ばされてトラックに轢かれるという、あまりにも理不尽な形で幕を閉じる。