孤児のフィーネは癒やしと浄化をもたらす月の女神の加護を授かっていたために、神殿に保護され聖女として生きてきた。
だが、フィーネの暮らす王国では女神の加護を持つ人は珍しくなく、貴族出身の聖女も多くいる。衣食住は保障されているものの、貴族聖女や神官長から虐げられ「推し活」だけが心の支えだった。
ある時、神官長に呼び出されたフィーネは、太陽神に呪われた帝国の皇帝を救うために、「死んでこい」と命じられる。
聖女という立場しか持たないフィーネに、神官長の命令を断ることは許されない。
せめて死ぬ前に「推し」の名画を一目見たいと思いながら帝国に向かうフィーネだったが、どうやら呪いは神によるものではないようで……?
――推しの汚名は、私が雪ぐしかない!
太陽神の化身のごとき美貌の皇帝ジークベルトの呪いを解くため、ジークベルトに協力することになるのだった。
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※6/10タイトル変更いたしました(また変えるかもしれません…!)