今年十五歳になった平凡な伯爵令嬢リリス・ノベトリー。学園に入学する前に友人作りをしようと、国の若者達の交流を目的として開催されたティーパーティーに初参加した。
パーティーの主催はメヌール王国の四大公爵の一つシルフィード公爵家。
しかし、パーティーでは友人作りよりも美味しいお茶菓子や事件に巻き込まれたり、兄達などに絡まれて友人作りではなくなった。
それどころか、素敵な方を見つけたかと思ったら、いつの間にか自分には婚約者もいてと、知らぬ所で色々話は進んでいた。
兄達や婚約者などには溺愛されていたが、本人は気付いていない。
重くてこっそり溺愛していた婚約者とはすれ違いも少々ありますが、甘いハッピーで終わります。