恋も、剣も、覚悟がいる。
平民でありながら四属性を使いこなすルリシアが恋をしたのは、氷のように感情を表に出さない、学院一の騎士様だった。
この想いが届くはずがない――そう思っていた。
だがいつしか彼は、誰よりも彼女を甘やかすようになる。
けれど、彼との恋は「試練が多すぎる」。立ちはだかるのは身分差、封じられた過去、そして国を揺るがす闇。それでも二人は、手を取り合い乗り越えていく。
――愛は与えて、愛は返す。
加護は祝福か、呪いか。剣と魔法が絡み合う世界で二人の絆を描く、ひとつの恋の物語。聖女をめぐる真実の前で、二人が選ぶのは――。