およそ1000年以上昔…………地球にダンジョンが出現し、人類はファンタジーに敗北した。人類は、世界規模で各地のダンジョンから溢れるモンスターに抵抗したが、悪夢の百鬼夜行は終わらない。
主要都市が陥落し始めた頃、人類はついに核ミサイルを用いたのだった。生存していた人類は、地下のシェルターへ身を潜め、地表を劫火が舐め尽くす。
人類は、モンスターが絶滅したであろう地上に再び文明を築くのを夢見て、地上へと放射能除染ロボットを放流するのであった。それが、新たな人類……始まりにして最古の新人類になるのだと、夢にも思わずに。
エルフ、ドワーフ、獣……そして、竜。
地上の文明崩壊を機に、続々と生まれる新人類。
もし、旧人類が絶滅し、すっかり姿を見なくなった世界で、獣の肉体も魔力も持たぬ旧人類が再び生まれてきたとしたら……──────これは、そんな一人ぼっちの旧人類の物語。
そして、
いつか起きるかも知れない、異世界幻想大戦のその後の物語。