126話に『おまけ 天魂ギャラリー』追加しました。
拙い絵ですが、少しでもイメージが伝われば幸いです。
◇ ◇ ◇
2009年某日。
妻の元彼への借金返済を迫られ、途方に暮れる章夫を助けたのは、寿命を買い取り霊薬の売買を生業にする男・名奈久吾。
彼は二人の天使と二体の生きるぬいぐるみと暮らす、不思議な男だった。
―――そして2024年某日。
高校生になった章夫の息子・裕人が攫われる。
裕人を救うため動いた天使が暴走し、無関係の人間を巻き込みその場を焦土と化した。
暴走を止めたもう一人の天使。
本来の姿を現し、その能力で焼死体達を蘇生させ、全てを元に戻す。
久吾が人間から抽出する寿命。
最上級の魂の色は、白と金の美しいもやと霞に彩られている。
そしてそれは、天使達がその能力を発動する際と同じ色である。
久吾が『天使の魂色』と名付けた、この色の意味とは…。
千里眼を持つ姉や、錬金術師の兄、魔法を扱う長兄など、不思議な久吾の一族。
全ては彼等の創造主と、天使達の出会いから始まる―――。
◇ ◇ ◇
『魂色って何?』という方は、『おまけ』だけ見れば分かると思います。ななさんが教えてくれます。