前世、彼は、守護天使だった――。
今世、彼は、ヒトになって超過保護な守護者になった――。
魔法をこの世に伝え、世界を救って死んだ蒼玉の魔女。その傍らにはいつも守護天使がいた。生まれ変わった魔女メリッサは、前世の記憶をすっかり忘れて、隠しきれない魔法の才能を無自覚に使って色々やらかしてしまう。
そんな彼女の前に、記憶を持って人間に転生した彼が現れた。
元は清廉な守護天使だった彼は、ちょっぴりダークになって公爵・隠密・職場の上司に姿を変えながらヒトとしての信頼関係を少しずつ作って距離を詰めていく。無自覚な魔女は、今世こそは平凡に平和に生きてくはずだったのに、二人の日常は、いつの間にか前世の因縁に巻き込まれて滅びの方向に――絶対今度こそ回避する。