小領地の子爵令嬢、アイビー=レットベリーは、親同士が決めた許婚がいた。けれど、結婚式当日、伯爵家の子息であった許婚は愛人と逃亡。新郎に逃げられ、教会に取り残された哀れな新婦となりかけていたところ、近くの教会で、同じように結婚相手に逃げられて困っている新郎がいるという。その人と、急遽結婚させられることになり、わけもわからずに隣の教会に連行されたものの、そこで待っていたのはやたらに顔のいい美形男子だった。えっ、私、この人と結婚するの? 無理……と思っていたけれど、選択の余地もなくあれよあれよという間に結婚式は進行。気付けば、馬車に乗せられてパレードを行うことに。あれ、なんかこれ、おかしくない!? そう、気付いた時にはもはや引き返すことができないところまできてしまっていた。
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