【概要】
英雄を父に持つ少女が冒険者になり、様々な経験を経て強くなり、やがては英雄になるというお話です。
【あらすじ】
テルドルの街をスタンピードから護った英雄の娘、リーベ・エーアステ。
彼女の生家は食堂を営んでおり、リーベは将来、母のような立派な料理人になり、やがては店を継ぐことを夢に生きていた。
なじみのお客さんに料理を振る舞い、笑顔になってもらう。
それが彼女にとっての幸福であり、財産だった。
しかしある時、彼女の住むテルドルの街に魔物が現れ、市民のひとりが犠牲になってしまった。
その恐ろしい事実が街を震撼させる。
食堂を訪れる客たちも絶望感を漂わせており、店自慢の料理を振る舞っても笑顔になってはもらえなかった。
その様子を深刻に受け止めたリーベは自らが英雄の娘であることを思い出す。
「みんなの希望になれるのは――」
====
日常7:冒険3くらいの割合で進行していきます。