首の傷痕から傷モノ令嬢と嘲笑の的にされたガーネット・ベルフィオーレは、王太子カイザーから幾度めかの『婚約破棄』を突きつけられていた。
さらに、王太子の僅かな逆鱗に触れたことで、断罪の危機を迎えてしまう。
刹那、自分とよく似た風貌の少女ルビィが降ってきて――ガーネットを「お母様」と呼ぶのだった。
話を聞くと、ルビィはガーネットの未来の娘で、父親を救うために時空転移してきたという。
だが、ルビィは肝心の父親の顔は知らず、手掛かりは『レオ』という名だけ。
恋に気づかないガーネットと、天真爛漫なルビィの、顔も知らぬパパ様を救う物語――。