「なぁ! 俺と友達にならないか!」
そう声をかけた瞬間、精霊は逃げ出した。
「……なんでだ?」
青年の名はアルト。
明るく好奇心旺盛で、何より精霊が大好きな青年だった。
しかし、彼には一つだけ大きな問題がある。
なぜか、精霊たちに異常なほど恐れられているのだ。
精霊と仲良くなりたい。
もっと広い世界を見てみたい。
そんな願いを胸に、アルトは精霊国家ガイストへと足を踏み入れる。
そこで待っていたのは、個性豊かな仲間たちとの出会いと、予想もしなかった冒険の日々。
笑いあり、戦いあり、時には命を懸けた選択も。
だが、旅を続けるうちに、アルトは世界に隠された謎へと近づいていく。
なぜ精霊たちは、彼を恐れるのか。
なぜ彼だけが、精霊と契約できないのか。
そして、忘れ去られた歴史には何が隠されているのか。
これは、精霊に恐れられる青年と、彼を取り巻く仲間たちの物語。
いつか、誰もが忘れてしまった大切なものを見つけるために。