孤児院育ちの奴隷・セリーヌは、虐待死した公爵令嬢の“身代わり”として生きてきた。
彼女の望みはただ一つ。
奴隷である証拠を奪い、自由になること。
そのために選んだのは——
皇女の恋人と噂される冷酷無慈悲な大公ロランとの、期間限定の契約結婚。
「皇女様が結婚するまで。それが終われば、私は必ず自由になる」
冷遇されても、拒絶されても構わない。
地獄を知る彼女にとって、無関心など痛みですらなかった。
しかし、彼の冷たさの裏に隠された“真意”を知った夜。
セリーヌは気づいてしまう。
——自分は、彼を愛してしまったのだと。
正体を公にすれば死罪。
それでも彼を守ると決めた彼女に待っていたのは、逃げ場のないほどの執着溺愛だった。
偽りから始まった契約結婚が、やがて一途すぎる愛へと変わる。
身代わり奴隷令嬢の、逆転シンデレラストーリー。
(他サイトにも掲載しています)