出逢ったことが罪だった。
恋したことが、罰だった。
第二皇子として生まれながら、人生というものに退屈していたレオンハルトはある日、兄の住む離宮で一人の少女と出逢う。
漆黒の髪とアメジストの瞳を持つその少女は、敗戦国から招かれた第一王女であり、最愛の兄の婚約者候補だった。
※現代パートと過去パートが交錯して話が進んでいきます。
※本編は全編レオン視点で進んでいきます。
※そのためレオンの半生をダイジェストでお送りしてる感じです。
※最終的にはシリアスで、全体的に糖度低めです。
※ほぼほぼヒロイン不在です。
※ハッピーエンドがお好きな方はご注意ください。
※本編完結済です。
※現在レオンハルト以外の登場人物視点の番外編を不定期に更中。
※番外編ではレオンハルト以外の人物の主観が入っているので、本編内容との矛盾が生じる場合もあります。
※そこもあわせて楽しんでいただけたら幸いです。
※本編よりも番外編の方が糖度高め。
※話の大筋に影響ない設定を修正中(2024.03.12現在)
※随時修正していく予定です。
☆或る側妃の献身
側妃として皇帝に嫁いだセレスティアがなぜか夫よりも同じ側妃のマリアンヌに懐いていく話。
☆或る教育係の渇望
「第一皇子のお気に入り」だったジャンが第二皇妃マリアンヌとの出逢いによって第二皇子付教育係になる話。
☆或る侍女頭の内証
自己肯定力低めのステラが愛されたいと願いながらも周囲に流されて嘘を重ねていく話。
☆或る侍女の永日
最愛の主ローズマリーへの敬慕と自身の幸せの間で思い悩むセシルの話。
★皇帝は荊冠を戴く(現在連載中)
若き皇帝ルーカスとそれをとりまく人々のお話。