生まれつき霊力が無い青年西園寺玄弥(さいおんじげんや)は陰陽師の元名家に生まれた。
陰陽師の家系は、代々陰陽師を育てる霊術学院に通わせる決まりがあった。
しかし玄弥は霊力が無いため、霊力無しとバカにされ続けていた。
「霊力無い、術式も使えない。……お前は本当に陰陽師になれるのか?」
その言葉を何度も聞いた。
同年代の陰陽師見習いたちは、当たり前のように霊力を操る中で一人、バカにされる毎日。
何も出来ずただ俯くしかなかった。
見返したい気持ちはあるが、現実は変わらない。
そんな彼がある事から世界最強クラスの妖怪、九尾の葛葉と契約し妖怪の王を倒すべく奮闘する事になる。
これは――
霊力無しとバカにされ続けた陰陽師見習いが仲間と共に妖怪達と戦い、成長していく物語。