ある国の地方都市に伝わる伝説。「まだ人間の文明が発達していなかった頃、人間の生活を助ける種族がいた。シルバーフェニックス族は緑溢れる大地と豊かな実りを人間に提供していたが……」 彼らは物語に出てくる架空の種族として語り継がれていた。 ある事件が起こるまでは……。 事の発端はある山奥で見付かった大量の鏡。その鏡は、人間に姿を変えて生活していた彼らの正体を暴くことができるものだった。 彼らの美しい容姿を見て、人間は稀少なコレクションを集めるかのように彼らを探しだし、幽閉していく。 ところが、彼らが連れ去られた土地が干上がって砂漠化していくようになり、非人道的な行いと環境の変化を止めるための保護団体PFSが発足される。 ある日、救出メンバーのキラが幽閉先に潜り込むと、幽閉されているシルバーフェニックスの女の子の隣の牢に、正体不明の男が閉じ込められていていた。 実はショウと名乗るその男もPFSのメンバーで、そのあとも救出現場で対面する二人。 そんなある日、PFS関係者がコレクターと裏取引しているらしいという情報を元に動いていたことがわかり、真相を確かめるために二人で行動することになった。ところが、一緒に行動していくとキラの様子がおかしい。あまりにもシルバーフェニックスに付いて詳しいうえに、救出した彼らとともに姿を消してしまう。キラに興味を持つショウが彼女を追っていくと、もう一つ、水面下で動いている救出団体の情報を手に入れる。「キラはここにいるに違いない」作戦を練って彼女との接触に成功すると……
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