異世界に憧れていた高校生・藤崎蓮は、
ある日――突然、魔法陣に飲み込まれた。
辿り着いた先で出会った女神の第一声は、
「はあああああ!?なんでアンタが来てんのよ!!」
本来呼ばれるはずだったのは“勇者”。
だが来たのは、どこにでもいる冴えない高校生。
――それでも蓮は歓喜する。
夢にまで見た異世界だからだ。
与えられたスキルは、
<鑑定><アイテムボックス>、そして――
固有スキル『人身売買』。
「……いや、怖すぎやろ」
勇者でも英雄でもない。
選んだのは、“奴隷商人”という最悪の道。
だが蓮が拾い上げるのは、なぜか――
世界を揺るがすほどの“逸材”ばかり。
気づけば彼の周囲には、
英雄級の力を持つ者たちが集まり始めていた。
これは、異世界に憧れた一人の少年が、
“最も嫌われる職業”で世界を動かしていく物語。