毎日 22時 更新 継続中! いよいよ佳境に入ってまいりましたよ!
連載開始から完結(11月中頃)まで、毎日更新を目指します!
百物語のみを楽しみたい方は「休憩中」等をすっ飛ばして「第〇巡」(第マイナス一巡と第零巡はとばす)のみをお読みいただいて構いません。
遊園地の片隅にある黒い塔に六人の男女が集まり、三晩かけて百物語をする。
一晩語り、帰宅し、また塔に来て語り、帰宅し、また塔に来て語る。
軽い気持ちで参加したのに、集められたのは、ある『家』に関係する者たちだった。
参加者同士の関係がじょじょに明らかになる中、その『家』にかかわる者が恐れる因縁もまた、明らかになっていく。
憑依し大量殺人に導く怨霊。怨霊に狙われる『七』に縛られた一族。
ブラック勤めのサラリーマン、予備校生、美女霊能者、妻子持ちのおっさん、酒豪OL、合コンのプロ。
六人の語り部たち。逃げ出すべきか続けるべきか。
百物語の会場は、メルヘンチックな遊園地。家族連れでにぎわう中で始まり、閉園後の夜に終わる。
百の怪談を語りながら、過去に現実に未来に襲い来る因縁を知り、平凡な日常が戻ることを願う。
百物語が終わる迄。