伯爵令嬢セルフィスは子供の頃に使用人を石化してしまったことで、自らの石化能力を自覚した。
セルフィスの一族は、人を石化する魔物“メドゥーサ”の末裔という言い伝えがあり、その能力が目覚めてしまった格好だ。
石化能力が公になれば、家の存続すら危ぶまれる。
セルフィスは石化能力を抑えるための努力をしつつ、伯爵令嬢マリンダとの確執もあったが、どうにか学校を卒業する。
社交デビューを果たしたセルフィスは公爵令息ウォーゲンと婚約する。
ところが、ウォーゲンはマリンダと手を組んでいた。
彼の狙いは、セルフィスの石化能力でなにかと対立していた自分の父を排除することであり、セルフィスはその罠にかかってしまう。
公爵を石化させた罪で、セルフィスは幽閉される。
しかし、妹ミルフィーネと公爵令息レイゼムによって救出される。
魔法使いでもあるレイゼムは「君の石化能力に興味がある」という理由で、セルフィスを助けるという。
罪人になったセルフィスであるが、ウォーゲンたちの罪を暴くため、家の名誉を回復するため、レイゼムとともに石化能力を使いこなす訓練を開始する……。