「公爵令嬢アメミリア!これまで私にした数々の悪行により、王家の名においてその罪を償ってもらう!」断罪の声が響き渡る。悪役令嬢アメミリアに転生してしまった。王太子に婚約を破棄されたが、その時にはもう子供を宿しており、父親になるはずの人に捨てられたと知ったら意識はいらない方向に切り替わっていた。実父である公爵は勝手に向こうから見限ったものの、わずかながらも金銭的な援助と人里離れた領地の屋敷を与えてくれるらしいから。屋根があるだけマシ。子供にレオニスと名付けて共に暮らしているとシェード王太子が存在を知り会いにきた。バカじゃないのか?なにを被害者ぶってるんだか。「君は私を拒絶するのか?私たちの間にあったことを忘れたとでも?アメミリアっ」一歩、近づこうとした。レオニスが服をぎゅっと握りしめ、怯えたように叫ぶ大人を見上げている。この子が傷つくことだけは何としても避けたい。「おやめください!私はあなたを何も恨んではおりません。ただ、もう関わりたくないだけです。私の人生にあなたは必要ありません。どうぞお帰りください。二度とこの地には足を踏み入れないでいただきたい。ここへも今後来ないでくださいね。あなたとこの子にはなんの繋がりもないこともお忘れ無く」拒絶そのもの。脳裏には断罪されたあの日の記憶が鮮明に焼き付いている。毎日更新
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