ある夜、俺・樹(いつき)は見てしまった。同学年のライラが魔法を使うところを。
記憶を消される……はずが、魔法は失敗。
代償として俺は「月が出る間だけ、金髪美幼女になる」体質になってしまった。
元に戻る方法はひとつ。街に散らばる「初恋のかけら」を五つ集めること。
そのために魔法少女になってくれたのは、同じクラスの西尾月菜――
俺にずっと片想いしている女の子だった。
さらに月菜は、幼女になった俺(ルナ)に一目惚れ。
「ルナちゃん、今日もかわいいねえ!」
「樹くんにね、褒めてもらえたの!
えへへ」
……やめてくれ、その惚気、全部俺の話だ。
昼は片想いされる男子高校生、月が出ると溺愛される金髪美幼女。
俺の正体がバレたら、一生元に戻れない。
これは、叶わなかった初恋のかけらを集める、ちょっと不思議で甘くて切ない、両片想いの物語。
☆第1部完結しました!
☆第2部を不定期に書いていきます。