類まれなる美貌を持つ伯爵令嬢アルーラは、学園卒業の数日後、王女専属の近衛騎士フィデルとの突然の政略結婚を受け入れることとなった。
しかし、婚礼直後、夫は彼女を屋敷に残したまま去り、なぜか一向に帰ってこない。
それからアルーラは、「飾りの妻」として必要な社交の場でのみフィデルの隣に立つだけの、孤独な日々を送ることになる。
社交界に広まるさまざまな噂に翻弄されながらも、やがて彼女は現実を受け入れ、優しく接してくれる屋敷の者たちと静かに暮らすようになった。
だがその一方で、心の奥底には拭いきれない不満が少しずつ積み重なっていった。
しかし祝祭初日の夜、すべての真実を知ったアルーラは、改めて夫婦としての未来を築くため、自ら歩み寄る決意をし、祝祭行事の一週間で、二人の絆は少しずつ深まっていくーー。
不器用な騎士と美貌の令嬢が紡ぐ、すれ違いから始まる純愛ロマンス。
4/28は二話投稿、5/6までは毎日投稿になります。
それ以降は毎週火曜日の週一投稿になる予定です。
*この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
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